2010年02月09日

祭壇

いつのまにかお正月を迎えとっくに2010年になっていて、さらに節分も終わり、もう2月も半ばであります。
完全停滞の改装記録であります。だって改装してないんだもん。

さて、昨年の年末に入院して、奇跡の生還を遂げた猫の話、みっけです。
朝夕4錠の薬を飲ませ、高カロリーの病人食を強制給餌する猫介護の日々です。
投薬も強制給餌も大変難しいものです。指が血みどろになります。
でもだんだん慣れてきました。
「お正月を一緒に迎えられたら、記念写真を撮ろうね」と妻が決めていたので元旦には記念写真を撮ろうとしますが、当然ながら猫は言うことを聞かず、断念します。

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まあかろうじて撮れたのはこんな感じ。飼い主のプライバシー保護のためトリミングしてます(笑)

みっけの体重はどんどん落ちていき、もう通常の半分以下になってしまいました。
それでも、家が楽しそうで何よりです。筋肉が衰えてしまって得意の高いところには上れなくなりましたが、何とか椅子に乗ってそれから机に乗ることにも成功、これは凄い回復です。

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年末の時点でもう覚悟していたのに、回復してくるように見えるとそれに慣れてしまいます。
元気を取り戻すように強制給餌の量を増やしたりします。
その甲斐あって、最低の体重を記録したあとは、自力で餌を食べられるようになってきました。そして少しずつ体重が増えていきます。
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奇跡の連続。なんだか「もうあと数年は癌と共に今の調子で生き延びるんじゃないか」という緩い気持ちになってくるほどです。

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1月も半ばを過ぎると、付きっきりの介護状態から「映画を観てもいいかな」「ライブ見に行ってもいいかな」っていう、ちょっと飼い主も日常を取り戻し始めます。

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2月に入ってからはさらに調子がよくなりました。
通院して貧血の治療を続けていますが、お医者もちょっとほっとしている様子です。
「今にも死ぬかもしれない」という状態の時は飼い主は付きっきりで、写真も1日100枚とか撮ったりしてるくせに、こうなるとまた油断して、今までと同じような暢気な暮らしに戻ったりします。

節分が終わってしばらくすると、また調子が悪くなってきました。
風邪っぽい症状で、食欲がなさそうです。病院では、少し薬を変えてみましょうということで、しばらく様子を見て、次回はまたフル検査してみましょう、と。
血液、レントゲン、エコーです。もう何度この検査をやったことか。

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具合が悪そうなのに、2月7日は妻とちょっとしたドライブに出かけました。随分久しぶりのレジャーです。
具合が悪いことに慣れたせいか、薬をやってるので安心と思ったのか、みっけが「行っといで」と送り出してくれたせいか、何なのでしょう。

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翌日8日の朝、みっけがトイレの猫砂にうずくまって動かない。様子が変です。連れ戻すときょとんとしています。
いつものように強制給餌と投薬を済ませます。最近では珍しく少し嫌がって噛まれました。
昼頃はいつもの席で横たわり「にゃあ」と話しかけられたので「どうした?」と撫でてやりました。
そして、午後4時前にいつもの席で、いつもの寝姿のまま息を引き取りました。

なにそれ。

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なにそれ。



夜はお通夜を開催しました。
妻が大慌てで花を買いに行き、ろうそくを灯し、それらしい演出を施します。祭壇が出来上がりました。

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夜中までみっけの通夜です。
実感などありません。まだ薬も、専用の餌も残ってます。とめも残ってます。我々も残されています。

本日夜、最後のお別れとなります。
新しい家に越してきて、みっけは非常に楽しそうでした。
余命2日とか3日とか言われたのに、2ヶ月近く生き延びました。
ちょっと間に合わないときもあったけど、トイレにもよたよた行けました。
映画を観たりレジャーをしているときは待っていてくれました。
みっけはブラックだけどいいやつでした。

ペットを飼ってる人にだけわかるこの辛さ。所詮猫なんですよ。ただのペットなんですよね。でもこんなに堪えることはない。なんでしょうね、これ。

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posted by HK at 09:30| Comment(5) | TrackBack(0) |   猫の話

2009年12月23日

過保護ハウス その2

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みっけの調子が悪くなったことに気づいたのは、ふと姿を消して風呂場にいたときです。

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この場所は普段はとめの場所。みっけが行くようなことはありません。
「またとめが乗り移ったか」と思ったりしましたが、どうも様子が変。
そういえば、エサを食べていない様子です。さらに便通も滞っているみたい。トイレはとめと共通なので気づかなかったんですね。便秘か?
持ち上げると体重が軽くなっていて、体温もちょっと低いことが感じ取れます。何か病気っぽい。
翌日にはさらに不可解な行動を取りだし、いつも行かない物入れの奥や3階の人気のない隙間に入り込んで隠れるようにじっと佇むんですね。
なんとなく厭な予感がしたんですが、予感どころか、これ飼い主の判断が遅すぎたんですよね。なんという愚かな飼い主。
さらに翌日の朝、血反吐を発見。またもや妙なところに隠れに行っているみっけを抱き上げて体重の軽さと低体温に背筋が凍りました。
「死ぬ」
とっさにそう思って午前中の診察に間に合うよう大急ぎで病院へ連れて行きます。
血液検査のあと、レントゲン撮って、さらにエコーまで撮って、診断が下りました。
腎臓癌の末期でした。血液にも広がっている。悪性リンパ腫。どうやら胃も。このままでは余命2日くらいだということでした。
やはり、あのまま死のうとしていたのですね。
点滴とステロイドの投与を試してみるということでそのまま入院。
黒沢作品「生きる」を観たとき以上にどういうわけかボロボロ涙が出てきて止まらなくなり慌てていろいろ検索して如何にダメな飼い主だったかを痛感しながらも、なかなか現実を受け入れられない。猫飼いって情けないですね。

時間が引き延ばされたように感じた3日間、点滴とステロイドの効果が上がることを期待して毎日様子を見に行きます。

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子猫のように小さくなったみっけ。

効果は少しあったようです。小さな奇跡が起きたのでしょうか。
入院をさらに延長し、点滴、強制給餌、ステロイドで生き延びます。その間に飼い主はゆっくりながら現実を受け入れて覚悟を決めることができます。

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6日間の入院の果て、今すぐ死ぬという危篤状態は脱しました。いよいよ退院です。
実際のはなし「もう二度と連れて帰れないかもしれない」と思っていたので、最後に家に帰れるだけで十分幸せかもしれません。

とめはみっけの入院中、しきりに相方を捜してにゃーにゃー言ったり飼い主にぴたりくっついて離れようとしなかったりと、それはそれで哀れな数日を過ごしており、退院は素直に喜ぶべきイベントです。

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感動の再会。

さて、低体温のため常に暖めておかねばなりません。
ずっと前から何故か捨てずに持っている中途半端なアングルラックがあります。
昔は仕事の道具の仮置き棚として、改装記ではまず始めに仮の机として登場したあのアングルラックです。

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最初は仮の机として
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次は板を乗せられ
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最後は布を掛けられ猫ハウス置き場になったあれです。

これが役に立とうとは誰が想像したでありましょうか。
もう使っていないホットカーペットを敷き、その上にアングルを置きます。
布の片方を床まで垂らし、足りない分をビニールのシートで継ぎ足します。このビニールシートは本当に病院のカーテンで使っているあのシートです。
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そして開口の部分へ向けて、ファンヒーターを緩く焚くのです。

アングルラックの内側は空気がこもってビニールハウスのようにぽかぽか。
なんという役立ちグッズ。

これが過保護ハウスです。
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過保護ハウスの恩恵を最も受けるのは、たぶんとめです。
なぜか急に家が24時間体勢でぽかぽか陽気になったので幸せ一杯なんです。

すっかり小さくなったみっけですが、病院より家のほうがずっと落ち着くようです。
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危篤状態は脱し、癌の進行も少し収まりました。退院していよいよ抗癌剤治療です。副作用がほとんどない軽い抗癌剤もあるようで、それを試してみるのです。
上手くいけば、癌と共存しながらもうしばらく生き続けられるかもしれない。
副作用が出たらもうお仕舞いです。
効果は2割ほどの期待だそうで、気休めと言えば気休めですが、あまりきつい抗癌剤治療には積極的になれません。

さて、それからというもの、毎日が猫の介護状態です。
薬を飲ませるコツは少し掴んできましたが、強制給餌は難しいです。量もたかがしれています。
問題は、自力でエサが食べられないことです。食べて出すという基本中の基本が出来ないとき、薬と点滴で生き延びさせて、それが果たして猫として生きていると言えるのでありましょうか。

しかしやれることはやった。父親の時でも、これほどのことはしなかった。

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とめも介護の覚悟を決めてりりしく佇むのでした(ほんとはみっけ用のぬくぬくや美味しすぎる餌のおこぼれを頂戴できて幸せを感じている)

過保護ハウスの中は今日もぽかぽかです。
夕べは妻が半分入り込んでそのまま寝ていました。



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posted by HK at 14:21| Comment(11) | TrackBack(0) |   猫の話

2009年12月22日

過保護ハウス

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みなさまお久しぶりでございます。家改装のブログです。秋に一区切りを迎え、更新は見事にストップしております。
それでもちらほらとお客様ご来訪の手応えを感じていまして、お越しのみなさま、今日もご機嫌よろしゅう、辺境のブログへようこそおいでくださいました。

冬は寒くて工事や改装をしている場合じゃありませんので、このまま春まで何の音沙汰もなしに過ごす予感がしておりましたが、何故か師走の忙しい時期に唐突に更新するのであります。お久しぶりです。

今回は過保護ハウスができるまでの記録です。改装やDIYとしては非常に情けないしょうもない話なのでありますが、ひとつお付き合いのほどをお願い申し上げます(ここで拍子木)

(※ 対訳:しょうもない=つまらない)



我が家には拾ってきた姉妹の猫がおります。茶色くて子犬のようなのがとめ、三毛猫柄のほうがみっけです。
10年前、箱の中でこの二匹が抱き合ってにゃーにゃー泣いているのを見つけてしまい、仕方なく持って帰ってそれ以来仲良く暮らしています。

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2007年に引っ越したときは変化を嫌う猫がストレスを感じるのではないかと心配したものですが、無事新しい家にも慣れてくれて、それどころか性格が黒くて高慢ちきだったみっけがやたら楽しそうに素直に振る舞うようになって驚いたくらいでした。

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逆にお調子者でひょうきん子狸だったとめのほうはちょっと人見知りをするようになり、もしかしたら引っ越しを境に二匹の魂が入れ替わったのではないかと本気で思ったりしたものです。

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親ばかというかただの馬鹿というか、iMacの中には猫の写真が数千枚、いつの間にこんなに撮ったのだと思うくらいの写真が保存されています。

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完全な家猫なので外には出ません。ただし屋上には出ます。
とめは屋上が好きで、いつまでも一緒にビアガーデンをやっているのですが、みっけのほうは少しの間だけ付き合ってさっさと帰ってしまいます。
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ベロをしまい忘れてますわよ。

もちろん、寒い冬は近づきもしません。人間も猫も。


新しい家で2年も暮らしているとすっかり馴染んで、新しい遊びを思いついたりします。そのひとつが椅子取りゲームです。
我々人間が座っていた席からちょっと離れたら、その隙を狙って走り寄ってきて席を奪って超絶速度でくつろぎ体勢に入るのです。
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「うわっ。また席取られた」
主に席を奪われるのは奥様のほうです。最初は笑っていても、だんだん本気で怒り出すほど椅子取りゲームは本気です。大抵はみっけの勝利です。とめはどんくさいのでこのゲームにはなかなか参加できません。
椅子取りゲームは連日開催され、もはやゲームではなく戦争の形相を帯びてきました。

椅子取りゲームの苦手なとめが好きなのはお風呂です。
人間が風呂から出てくると、湯気の立つ風呂場に速攻入ってアロマキャットと化します。しばらく寛いだら、いい匂いをさせながら戻ってきてそして寝ます。
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みっけは風呂場には近寄りません。いつもくっついている二匹ですが好きな遊びはそれぞれ異なるんですね。

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こういう、高いところに昇ってしれ〜っとしてるのはいつもみっけです。体重の重いとめには無理な芸当です。

勝手に「みっけがお姉さん」「とめが妹」と決めています。新しい場所にチャレンジするのも、相方の身体をぺろぺろ舐めて綺麗にしてあげるのも、殴り合いやキックが強いのも常にみっけのほうだからです。

性根が黒いブラックみっけにも少しだけ愛らしいところがあります。おでこを押し当てて寛ぐのが好きなのです。主に飼い主に対して、ぎゅーっとおでこを押し当ててきて目を閉じ、幸せそうな時間をすごします。時には壁やとめにも同じようにおでこを押し当てて寛ぎます。要するにおでこを押し当ててさえいれば安心なのでしょう。
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こういう姿を見ると、もしかしたら妹はみっけのほうかもしれない、と思ったりもしますが、実のところどうせ同時に生まれてるし、姉も妹もないわいな、というのが結論です。

あ、だらだらと説明調の文章を書いていたらもうこんな時間。
過保護ハウスの話に辿り着く前に今日のところはこれにて御免。。



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posted by HK at 10:22| Comment(3) | TrackBack(0) |   猫の話

2009年11月22日

また会う日まで

みなさまおはようございます。
さて今日の記事は何を書こうかとはりきって写真を眺めていたら・・・・はっ。もうネタがないではありませんか。
勢いと根性で書き綴ってきた当改装記ですが、ついにリアルタイムの日曜大工記事に追いつき、改装の回想は現実時間と重なってしまいました。

まだまだやらねばならぬ改造工事予定は沢山あります。ありますが、もうだんだん寒くなってきたし、そもそも毎日工事ばかりしてるわけではありませんので、現実時間に追いついてしまった以上、更新がぱたっと止まることは避けられません。
改装記ブログとして、改装と無関係な日常の話題にシフトして続ける気もございませんので、ここはひとつ大きな大きな区切りとして、明確に更新中断を宣言するものであります。

ここまでお付き合いしてくださったみなさま、ランキングサイトへのクリックで応援してくれた心優しいみなさま、ありがとうございました。そしてこのようなヘナチョコ文体へのお付き合い、まことお疲れ様でございました。




とにかく、ここまで続けられたのも読んでくださるみなさまのおかげ、知らぬ間に随分と読者の方も増えました。本当にありがたいことです。感謝感謝でございます。

何かしらの工事を再開してネタができたらまた更新するつもりです。その時にまたお会いできることを楽しみに、それではみなさま、ご〜き〜げ〜ん〜よ〜。

2009年11月22日


いつかまた会えるその時に備え、RSSやブックマークでどこかに置いといていただければ幸いです。
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posted by HK at 11:43| Comment(9) | TrackBack(0) | 御挨拶

コンパウンド サンジェット P-636

むかし仕事で「大理石に見える特殊塗装」というジャンルが賑わっていた頃、石そっくりに描いた後、ウレタンクリアして鏡面仕上げするというところまですべてやっていまして、その研磨材の選定のため、実に色んな種類のコンパウンドを試してみたものです。その結果、漆塗りの仕上げにも使えるほどの優れ物として、このサンジェット636に巡り合わせてもらい、それ以来微粒子コンパウンドと言えばこいつ以外にないという唯一の選択となったほどの優れ物。

剥離剤、加工剤、研磨、つや出し剤、洗浄、下地、保護剤などの専門メーカー三彩化工株式会社の製品です。
他にはネオリバーという剥離剤が有名ですね。

サンジェットにはいろいろな種類があるようでして、詳しくは同社の塗膜面研磨用コーナーに一覧がありますが、私が知っているのはP-636。シリコンワックス入りの仕上げ用です(シリコン入りではないものもあるようです)http://www.sansaikako.co.jp/products/sunjet.html

使い方はワックスに近い感覚で、チューブから捻り出し塗り広げた後、丹念に磨き込みます。
仕上げの磨き込みに使う材料だから、こいつを使うまでの処理が大事で、既に表面処理の最終段階、少なくとも1000番以上で水研ぎした後に使います。
美しい艶に惚れ惚れすること請け合い。

お買い物はこちらで・・・・と言いたいところですが楽天での検索結果は1件。あ、でも安いですね。興味ある方はご参考に。
サンジェット P-636(楽天)




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posted by HK at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Tools & Material

2009年11月20日

洗面もう一つの家具 その2

全然期待されぬまま黙々と作っている洗面のもう一つの家具の仕上げです。
クリア塗装も済ませてつるつる仕上げになっている材料を使って、枠になる部分を組み上げました。

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天板にあたる部分は、余っている端材を並べて作り、シナベニアを表面に貼り付けます。シナ合板の節約と端材の有効利用でございます。
組み上がれば、例によって引き出しの確認、OKが出れば引き出しの表面を作ります。

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こちらもラワン材で作ってから表面にシナベニアを貼ります。ビス頭が見えていてもいいので組むのが楽ちんなんです。

背中側は、引き出しの後ろの見えないところにだけ補強の板を貼りつけ、下のほとんどの部分が筒抜けという仕上がりになりました。ちょうどの隙間に挟むだけだし、強度の心配も要らないでしょう。

最後に天板をつるつるに磨いて完成です。
引き出しが1個だけある筒状の箱ですからこれは簡単に出来上がりました。さっそく現場に置いてみましょう。今度は何かに引っ掛かったりすることはないはずです。
ちょっとでかいのでよいしょこらしょとリビングに持って上がると、室内の変化に敏感な猫はちょっと身を避けて遠巻きに様子を伺います。許すかどうか考えているのです。

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猫を無視して以前作っていた馬鹿なものを撤去して入れ替えます。撤去は簡単でした。何せ棒に板が乗っているだけですから。
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入れ替えました。

前回作った反対側の隙間収納と素材感ぴったりです。洗面所の小物たちも引き出しに収まりました。

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ここまで来れば真ん中にでーんと鎮座している洗面化粧台そのものが非常に気になりますが、これを洒落たものに交換するなんて贅沢なことは当分しないでしょう。

引き出しに小物を片づけた妻は、この仕上がりにまんざらでもなさそうです。よかったよかった。

これにて洗面所はひとまず完了です。どもどもお疲れ様でございます。



みなさまの励ましのおかげでここまでやれました
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posted by HK at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) |   収納家具

2009年11月19日

洗面もうひとつの家具 その1

さてさて洗面所の日曜大工ですが、洗面台の右の隙間にはかっこいい家具が入りました。はて、左側はどうだったでしょう。
こうでした>まさに雑多
これはひどい。板を棒で支えているだけです。
こんなのじゃイヤイヤってことで、ここを修正しましょう。右側と同じテイストでもうちょっとマシなものを作ってみようではありませんか。

というわけで設計図を書いて遊びます。
ここは洗濯物入れが来ますから、大きな仕様変更はしません。でも引き出しのひとつもつけたいところ。
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脚をやめて板で覆われた外枠にすることですっきりします。テーブルから家具へ、魅惑の大変身です。棒の脚に比べたら大幅なコストアップになるので無駄っぽいなあと思いながらも家具性を重視。しょうがないこれでやってみましょう。

最初は、洗濯物を入れる部分も格好良くフタをするつもりでしたが、今回そこまではやめておくことにしました。フタのシステムを考えるのが面倒なのと、そのシステムよりがらんと開いていた方が利便性が良さそうだからです。
そもそも妻はこの家具には全然興味がなく「引き出し?いらんいらん」「作り替え?せんでええせんでええ」「ここ、どうでもいいし」「でも今のままじゃダメすぎるけどな。あはは」と、こんな調子なのでこれは一体誰の何のためにやるのか、今ひとつ目的意識に欠ける日曜大工です。典型的な「ダメ父さんの無駄ムダ日曜大工〜余計なお世話〜 編」になってしまうのでしょうか。

・・・・・。

気を取り直してさっそく作りましょう。
両側面の板はすでに切り出してあります。一度作ってみて上手くいったスライドレールを調子に乗ってまた付けてみます。

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スライドレールについてひとつ書いておきたいことがあります。
色んな種類のスライドレールがありますが、仕様図をきちんと公開しているメーカーの製品を使うことが非常に重要です。
例えばこんな風にです。
http://www.atomlt.com/08onlineshop/08_folder/17s/17s.htm
細かい数値も入っていて、これが罫書きをするときに必要なんです。
ホームセンターで変なのを買ってしまうと、ぺらぺらの簡単なコピーしか添付されておらず、寸法もまともに記入されていなかったりします。そうなると適当に当ててみて罫書きする以外になく、誤差がいっぱい発生して最終的に何だか歪んだ取り付けになってしまいがちなんですね。

あと、全開するタイプや三段引きの高価なスライドレールは、職人熟練度が低い私のような半端者は避けた方がよさそうです。誤差の許容量が「0〜0.5mm」なんていう条件がありますよ。無理無理(笑)

と、いうわけで誤差数ミリあっても安全に動くスライドレールを取り付けたら両側面は一旦放置。
後の塗装が面倒なのでこの段階でクリアを塗っておきました。
下地を整えて1回目の塗り、それが乾いたら毛羽立ちを研磨して2回目の塗り、それが乾いたら丁寧に研磨して3度目の塗り、それが乾いたら水研ぎで磨いてサンジェットP636で仕上げます。
でも面倒なので2度塗りのあと水研ぎしてそれで済ませました。

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さて引き出しを作ります。
90mm幅の板を切って貼って、底面は板の二枚重ね、約6mmの厚みです。ちょっと弱いかな。でも重いものなんか入れないし、大丈夫でしょう。
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2枚重ねたベニアの接着がちょっと弱かったので慌てて補強したりしながら、引き出し制作は続きます。


もうね、何かすいすい進みます。
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... 続きの変な語りを読む
posted by HK at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   収納家具

2009年11月18日

大工仕事、木工に使う工具

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インパクトドライバ

以前は安物の電動ドリルドライバーを使っていたんですが、改装工事中に壊れて動かなくなったので憧れのインパクトドライバを買ってみようかと思い、いろいろ物色。
改装中は全てコストとの闘い故、単に「良いもの」を迷わず買うというわけにはいきません。さりとて、下手なものを買って効率が落ちたりすぐ壊れても意味がない。
そこで考えた。
必要な機能、譲りたくない機能はなんだろう。
非常に個人的な見解ですが、次のように絞り込みました。

充電式で電池の種類がリチウムイオンであること。
10V程度じゃいやいや。12V以上。
LED照明がついていること。
立派なタイプの半額くらいで買えること。

集中的に使っては長期間放置するような使い方をするはずなので、メモリー効果の激しい電池はできれば却下したい。リチウムイオンバッテリーを選択するとそれだけで少し敷居が上るのですが、以前使っていた安物のドライバーがすぐにへたれる電池だったのでもう懲り懲りなのです。
LED照明も外せません。経験上、暗がりで使用することが多いので灯りほしいなあと常々。
さてそんなわけで、求める性能はプロ仕様に限りなく近づいています。なのに予算は半分。と、なると一体どこを削れるというのでしょう。
わからない。
でもとにかく条件を元に探してみます。そうすると、求める製品は定価5、6万円、実売3、4万円する高価なタイプばかりだと判明します。物色していて気づくのはやはりリチウムイオンバッテリー、やはりこいつが高価格の原因だなあと半ば諦めていると目に飛び込んだのは小さなバッテリーを積んだこの機種。
マキタTD135DSH バッテリー軽量タイプってやつです。
なんかわからんがこれちょっと安めだしこれにしーよおっと。

IMG_0618.jpg

この手の買い物は、たくさんの機種をだらだら眺めていても始まらない。適度に機種を決めてしまって型番で安値を探すのがコツです。
こんな感じで、例えばこれは楽天なんですが、型番で検索します。
TD135DSH(楽天検索)

検索結果はいかがでしょう。半値に近い価格で買える場合もあるというこのデフレ時代の恐ろしい事実。
何でもかんでも安けりゃ良いってもんじゃない。適正価格というものがあります。デフレも価格破格も嫌いです。そういう風潮は必ずや自らに降りかかってきます。でも背に腹は替えられないのでした。

バッテリーはちょっとだけチャチなタイプですが、十分活躍してくれています。期待以上の働きに「なぜ今までこれを買ってなかったんだろう」と思えました。
こいつがあるからこそ、改装、天井工事が出来たと言っても過言ではありません。
ただしこういう機械を使っても垂直にビスを揉んだり穴を開けたりすることが全然できないほど不器用なのでありますが。


ソーガイド

記事中でも絶賛のソーガイドです。
sawguide.jpg

265という企画のノコギリが合うガイドで、正確な直線、90度、45度の切断ができます。
ノコギリを丸い部分の隙間に差し込んで使います。
土台の部分にはネジで留める平行と垂直の位置あわせのためのストッパーもあって、幅の狭い木材を切るときは垂直方向のパーツを取り付けた状態で木材にコンと押しつけ、さくさく切っていけます。
土台の一番左端が、ガイドの円盤、鋸刃の位置からちょうど150mmです。
切りたい位置から左に150mmの場所にストッパーを付けたソーガイドの左端を合わせれば目的の寸法を得やすいですよ。
長尺方向の切断はちょっと面倒くさくて、端材等を利用して自分で長尺ガイドを作り、切断位置から150mmの位置にクランプでしっかり止めてそれに沿って動かしながら切るしかありません。
円盤状のガイドから左側、というか内側がより正確なノコ目を得られます。
つまり必要なほうを内側、切り落とす方を外側に持ってきたほうがよい仕上がりです。

もっと精度が必要なら、ソーガイドを手で押さえるかわりに何か固定する仕組みを自作したほうがいいかもしれません。

手ノコが下手糞すぎて人生が厭になってしまった私のような人にはソーガイドは福音です。元々手ノコが上手な人には多分面倒なだけだと思います。
ソーガイド(楽天)
1500円程度の出費で直線切りが手に入る、これを安いと取るか無駄と取るか、それは各人のお考え次第。



寒くなると日曜大工は無理になってきますね
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posted by HK at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Tools & Material

洗面隙間収納 その3

みなさまおはようございます。もう11月も後半ですか。いつの間に。やばいですよ。これやばいです。改装日記で遊んでる場合でもありません。でも書きます。隙間収納の仕上がりです。

下段の引き出しに棚や落下防止の棒などをきちんと取り付けると、そこそこ何となく完成してきました。
取っ手をどうしようかなあとしばし考え、工作用の円柱を思いつきました。直径20mmの棒状の木材です。クラフトコーナーみたいなところに売っていました。
こいつを短くカットして裏側からビスで揉む。これで十分ですね。

表面処理は今回は磨いてから着色なしのワックスです。らくちん。いつか色が塗りたくなってからいろいろ考えるのもまた良し。というか、洗面台自体があまり気に入っているものではないので、いつか全面的に入れ替える時までの暫定的処理としてシンプルに仕上げるのです。

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こんな感じで完成です。

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上の蓋はこんな感じ。手前にティッシュー、奥には2Lペットボトルを切り取ったごみ箱がちょうどのサイズで入ります。ま、ちょうどのサイズといってもスライド蝶番が引っ掛かって入らないので入れ替えの時は蓋を外さないといけないのですが。。。

まあまあ何となく適度に完璧じゃございませんか。十分それなりに少しは満足な仕上がりです←どっちやねん

で、さっそく洗面の隙間に嵌めてみると、ぎりぎりながら上手く入りました。ところが、引き出しを開けてみると・・・
引っ掛かって開きません。またやっちまった。

隙間恐るべし。ギリギリサイズの罠。トイレ建具の蝶番の出っぱりに引っ掛かるのでありました。
馬鹿ですねー私。そんなこと最初から分かってたはずなのに。トイレドアの分の遊びを、作っていくうちに忘れてたんですね。

また工作場(←いや職場ですから)に持って降りてガリガリごりごりと削って加工します。
今度こそ完成か。

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削った後がちょっとだけ悲しいことになってますが気にしない。

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ちゃんと開きました。よかったよかった。

喜んでいますがちょっと罠の予感があります。
すぐ横に見えているのはトイレのドアです。そう。手前に開くドアです。
例えばトイレに入って人生の苦悩を排除か何かしている最中にですね、地震が起きて引き出しが開いてしまったとします。猫が引っぱって開けたという設定でもいいです。
引っ掛かってドアは開かず、もう出られません。飢え死にします。
その頃妻は外出先でトラブルに巻き込まれ、冤罪で留置場へ入れられていたりして当分帰ってこられない状況だったりするのです。で、誰にも気づかれぬままトイレの中で骨になります。エサをもらえぬ猫は野生化してキラーキャットとなり人々を襲っています。
ある日廃墟となったこの建物にキラーキャット討伐隊が乗り込みます。キラーキャットと討伐隊の激しい闘いの末、最後の生き残りがやっとの事で辿り着いた洗面所で蜘蛛の巣にまみれた開かずのトイレドアを発見、全ての悪霊の根源ここに有りと判断して隙間家具の引き出しを締めようとしますが悪霊の力でなかなか動きません。聖水をまきながらなんとか引き出しを閉じてトイレドアを開けるとそこには・・・・・・!
恐ろしいですね。
そうならないような手立てが必要かもしれません。


100_4656.JPG.jpg
怖い想像もそこそこに、中身をセットして蓋を繋げます。

これにて完了。
さてこれで満足しきったかというと、そんなわけありませんのでして、当然手を付けるべき場所がすぐそばにあります。


どこでしょう。
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2009年11月17日

洗面隙間収納 その2

外側が出来てきたので中身に取りかかります。
この隙間収納、一番上はぱかっと開いてティシュー置き場とゴミ入れがあり、2段目は小さな引き出し、3段目は高さのある引き出しが付きます。
なんせ幅が狭いのでスライドレール分のロスもちょっと痛い、だからこんな感じで幅を確保しましょう。
トリマーを持っていたら溝を掘ったりすべきところなんでしょうが持っていないものは仕方がありません。

IMG_0588.JPG.jpg

120mm幅の木材をソーガイドで上手に切って側面を作ります。小さいので工作してるって感じです。

PICT9230.JPG.jpg

下段の引き出しは高さがあってこんな感じ。大きな板がないので組み合わせで代用します。この方が切りやすくて楽ですね。ソーガイド様様です。

PICT9231.JPG.jpg

あとでここに置く物の寸法を測って小さな棚板を取り付ける予定。

このあたりで仮組みして、スライドレールの誤差や何かを確認。確認したら引き出しの表面を取り付けます。

PICT9242.JPG.jpg
表面にクランプの跡がつかないように養生しながら押さえつけて糊付け。

とりあえずまた組んでみます。
下の引き出しもどきは高さがある分スライドレールに無理な力がかかってちょっと動きが鈍くなりますがそれくらいはまあいいでしょう。

PICT9234.JPG.jpg

せっかく養生してクランプの跡が付かないようにして貼った表面ですが、この木があまり良くなくて、研磨して磨いてもちっとも格好良くならない。ちょっと安物すぎました。結局、表面に薄いシナベニアを貼り付けることにしました。

PICT9247.JPG.jpg

よしよし。もうお手のものです。


ソーガイドのおかげで工作ができるようになりました
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posted by HK at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) |   収納家具